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NTT技術史料館について

NTT技術史料館 25周年に寄せて

NTT技術史料館は2025年11月に25周年を迎えました。 2000年の開館以来、 日本電信電話公社発足(1952年)以降の半世紀を中心に、 NTTグループの技術開発の歴史的史料を体系的に展示をしています。開館当初は予約見学を基本としていましたが、2010年より自由にご見学いただけるよう一般公開日を設け、今日に至るまで沢山のお客様にご来館いただきました。これまでご来館いただいた皆様、関心を寄せてくださった皆様には、深く感謝申し上げます。

来館者の皆様との交流は当館の大きな財産です。木・金曜の一般公開日にはOBボランティアによる熱意ある案内が行われ、展示の裏側にある技術者たちの苦心や工夫もお伝えしています。その他には、小学生の社会科見学や企業・学生の団体見学、季節毎のイベント等を通じて、世代や立場を超えた学びの機会を提供しています。

25周年を迎えるにあたり、改めて申し上げたいのは「温故知新」の重要性です。古き史料の中に現代へのヒントが埋もれていることは少なくありません。今後も当館は、研究所の知見と現場の経験をつなぎ、未来の技術創出のための思考の場であり続けたいと考えています。
どうぞお気軽にお越しください。ご来館を心よりお待ちしております。

研究開発担当役員
情報ネットワーク総合研究所
所長 辻󠄀 ゆかり

研究開発担当役員
情報ネットワーク総合研究所
所長 辻󠄀 ゆかり

辻所長の写真

NTT技術史料館とは

「NTT技術史料館」は、NTTグループの膨大な技術史料をもとにした歴史的資産の集大成です。

NTT技術史料館は、日本電信電話公社発足以降の半世紀をはじめとする、NTTグループの電気通信における技術開発の歴史的資産を系譜化・集大成した企業博物館です。
各時代における社会的要請に応えるために生み出された様々な自主技術の開発における創意と努力を学ぶことは、厳しい国際競争環境に置かれるなか、さらに複雑化する社会課題に“技術”で挑んでいく皆様に欠かせない糧となるはずです。
新しい世紀を担い、世界をリードしていく方達に、この史料館が創意の源泉として活用されることを期待しています。

明日の創造のために

「NTT技術史料館」は歴史的資産を更新し、活用する取り組みを継続しています。

NTTは、現在もなお新たな研究開発や技術開発およびその事業を通じて、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。NTT技術史料館は、設立後にNTTの研究や事業から生まれた技術資産を次なる歴史的資産として組み入れる活動を継続しています。
また、イベントや見学などを通して技術や研究開発の歴史に興味を持っていただくための様々な取り組みも続けています。歴史や技術への興味・関心そのものがくらしを豊かにしたり、次なる学びへとつながって世界を切り開く力になったりと、NTT技術史料館が皆様のよりよい明日を創造するきっかけになればと考えます。

技術史料館の写真

施設概要

館内は、ご来館の皆様それぞれのご関心に応じて保存史料を興味深くご覧いただけるよう、展示を2つの構成でご紹介する形としました。歴史の流れを追って技術と社会の関わりを大きくとらえる「歴史をたどる」、技術分野ごとに技術発展の系譜を詳しく展開する「技術をさぐる」です。立体的な展示構成をお楽しみください。

「歴史をたどる」の展示内容

電信電話の創業と戦後の歴史を概観したのち、電電公社以降、戦後半世紀の技術とサービスの歩みを、社会の動きとも関連づけながら生き生きと描きます。親しみやすい日本情報通信史となっています。

「技術をさぐる」の展示内容

電信電話黎明期を経て、電電公社はNTTグループへ。半導体素子・コンピュータの登場や光ファイバの普及、スマートフォンなどの移動体通信など様々な技術分野が生活や産業を大きく変えていきました。各技術領域を象徴的にご紹介する「ひろば」と、各技術領域に属する諸分野をするA~Jの「展示室」にて詳しくご紹介しています。

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